taca's aqua

基本的には水槽の話です。

042 Reeferの適正水量について

本日2回目の投稿です。

<2020/5/2 塩分測定とReeferの適正水量について>

立ち上げから9日経過した時の話ですが、その間も足し水をせずに放置でした。
で、塩分測定をした結果、濃度=39、比重=1.028を記録しました。これは濃いでしょう!
という事で、水槽の塩水とDI水を15L程入れ替え、濃度=35ppt程度に合わせました。

そもそも何故濃度が上がったのかという事ですが、単純にReeferのサンプの作りを全く考えていませんでした。

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サンプ図

サンプの水の流れは①(落水部)⇒②(スキマー区画)⇒③(ポンプ区画)となりますが、②⇒③へ水が移動する際、スキマーの泡止め用カスケードを通る設計になっています。そこを無視してカスケードの上を水が移動していました。つまりは水の入れすぎです。
水を入れすぎた状態で塩分を合わせ、その後蒸発した水の分を足し水もせずに放置したら、そりゃあ濃度は上がりますね。

では、適量を入れるにはどうしたらよいか。という問題になりますが、ポンプが水揚げする力にもよるので、間違いないという水位というのはないと思います。
で、考えた手順は以下の通りです。
1)サンプ内の水量は適量を超えた状態で水を注入。
2)ポンプを廻した状態で、サンプの水量が適正(泡止め用カスケードを通過する状態)になるまで水槽から水を抜き取る。
3)自動給水槽に水を入れておけば、そのうち適正な水量に落ち着く
4)ポンプを止めた状態でサンプの水量(水の高さ)を計測しておく。

一度適正をつかめば、ポンプの強さを変えない限り、水替えが必要な時はいつでも適正に戻せるかと。

ちなみに、この日初めて自動給水槽に水を貯めましたが、"自動給水システム付き"という謳い文句の割には原始的なシステムですね(システムの詳しい話は割愛します・・)。
まあ、後付しようとするとそれなりに大変でしょうから助かりはしますけど。。

では、この辺で。